福島市のインプラント歯科医院(論文作成も手伝っています)



HDD換装(toshiba dynabook ss sx 190nr PASX190NR/190nk PASX190NK/290nr PASX290NR/290nk PASX290NK)

MK6006GAH(IDE:DDK製MCD-D50) を MK8025GAL(ZIF) に換装する。 (サムソン製の互換HDD HS081HB)

今だったら、RunCore Pro IV 1.8“ 50PIN FEMALE PATA Solid State Drive 128GBが良いかも。

HDDの比較


MK8025GALの方が全長が短い。

変換アダプタ

使用するアダプタは、 「ZIF HDD→1.8HDD変換アダプタ」
以下はHDDと変換アダプタの写真。このアダプタには「青-青」のケーブルと「青-白」のケーブルが付属しているが、「青-白」の方を使った。白の方を MK8025GALに接続する(白の方が薄い)。
購入店舗のページの説明には、「青-青」を使うようになっているが、「青-青」は挿入できなかった。
LIF:low insertion force
少しの圧力で挿入できる。挿入をもってコンタクトを取るので、挿入にある程度の力が必要。 他にコンタクト間に圧力をかけるような機構は無し。 ケーブル端は、挿入圧力に屈しないように板が張り付けてあるので厚くなっている。
ZIF:zero insertion force
挿入に関しての圧力はほとんど不要。 挿入後、何らかの機構(クランプ/ラッチ等)によってコンタクト間に圧力をかける。 挿入時の圧力はほとんど不要なので、ケーブルは薄いままである。


Toshiba 純正変換アダプタ?


変換アダプタとZIFケーブル接続方法

このZIFコネクタは、黒のラッチを90°倒すことにより固定する。
写真の通り、青い方を外側に向けて挿入する(半田面が内側)。
(他社の変換アダプタで、ラッチが基板に平行に押し込むタイプの物は、多分裏返しに挿入)

ラッチを固定する前


ラッチを固定した後


HDDとZIFケーブル接続

このZIFコネクタは、黒のラッチを90°倒すことにより固定する。
写真の通り、白いテープが貼ってある方を外側に向けて挿入する(半田面が内側)。

ラッチを固定する前


ラッチを固定した後

ZIFケーブルは、1.5mm程度しか入っていかないが、これで良いようである。


全体図




ラバー取り付け



HDDカバー改造(PCMCIA ユニット外して、そこに変換コネクタを押し込むと以下の作業は不要です)

HDDカバーのリブがじゃまなので、リブを除去。
薄いリブであればラジオペンチ等でバキバキ折れるが、円柱状の柱はダイヤモンドヤスリ等で削り取る。円柱を無理に折ったりするとカバーが割れる。
ある程度除去できたらダイヤモンドヤスリで整形する。このカバーはマグネシウム製であり、粉状になったマグネシウムは反応性が高く発火する恐れがあるので 注意。

除去前


除去後(円柱を除去する際、右上部が少し欠けてしまった...残念)


装着(失敗)

最初、基板を中にして装着したが、HDDカバーをネジ止めすると動作しない。HDDのラベ ル面に圧力をかけると動かなくなるのかもしれない。


装着(成功)

体感的には動作がかなり速くなった。半田がむき出しの部分の全てを、絶縁用にテープで保護している(絶縁テープをけちると動かなかった)。カバーを閉じると変換アダプタとHDD本体に多少圧力がかかるが気にしないことにする。


感想

その後、HDDの調子が悪くなった。これでは困るので、全く使用しない PCMCIA ユニットを外してここに変換アダプタを収納した(というよりは押し込んだ)ところ回復した。 最初からこうしていれば良かった。
コネクタ周りに、できるだけストレスがかからないように押し込んでみた。コネクタ周りには絶縁のためにテープを貼り付けたところ、動作が安定した。

こっちのケーブリングの方がいいかな(マザーボードへのフレキケーブルを360°回転)

これで、サイズ的には収まるが、 MK1214GAH は使えるのかな?

変換アダプタの50pinIDEから直接フレキシブルケーブルが出ているタイプを作って欲しい。
あまった MK6006GAH は再利用





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