目的
短ストローク化改造概要ストロークは短い方が好みです。底突き(どん突き)感付加Ctrl キーを押しっぱなしの状態を強要されるemacs を使用していると、なぜか左手小指 がつりそうになります。HHK には、底突き感が無いので、いつまでも押し続けようと小指 が頑張る結果、このようになるのではないかと思います。もっと動きをスムーズに良く使うキーは、摩擦が大きくなっていきます。特に、N キーは駄目になりました。キータッチが軽い分、摩擦感を感じやすいのかもしれません。HHKB を使いはじめて3ヶ月でこのような状態なので、潤滑剤を塗布することにしました。
キーの下に、3mm の枕を追加副作用枕を 4mm にすると、接点がON にならないキーが出てきます。 左shift キーだけは、枕3mmでも接点が ON になりませんでした。キーボード潤滑剤を塗布
追記:Lite2 の場合には、2mm厚木材だけを枕にします。スムースエイドと いう潤滑剤を見つけました。発売元は株式会社ネオテックです。
(スムーズエイドって名前にして欲しい)
タイプ音は、大きく安っぽくなります。改造方法
キータッチは、PC9801 のものに、かなり近くなります( 本当か(^^;)? )。
使用部材板厚 2mm の木材枕取りつけ状態
敷居滑り 両面テープ
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これで、キーの枕を作ります。木材を両面テープでぐるりと一巻した上に、敷居滑りを接着します。3mm厚の木材が見当たらなかったため、2mm厚木材と 1mm厚の敷居滑りを重ねて 3mm としました。スタビライザーの付いてきるキーのまわりの枕は、じゃまにならないように、大きめに脇を削ってください。スタビライザー自体 は接触しなくても、スタビライザーを保持するキー側の白い部品が枕に接触することがあります。 また、私のキーボードだと、左shiftの枕の厚さを0.5mm程薄くする必要がありました。スムースエイドを塗布
摺動部分(キー側と、筐体側の両方)に、スムースエイドを 塗布します。以前、キーボード修理にオイルを使っていた時には、オイルを付けすぎてキーボードがべとべとになったりしたのですが、これは、乾いて被膜を作 るタイプなので、乾いてしまえば、べとべとになりません。
念のため、乾燥時間を3時間以上置いて二度塗りを行いました。
期待していた以上に効果はありますし、耐久性もかなり高いです。
2001/12/23に塗布したのですが、2004/03/30現在の時点でも効果は薄れていませんでした。ちょっと驚きです。
2004/03/31に、キーボードのクリーニングをしたついでに、もう一度塗りました。2009/02/27時点で、効果は持続しています。
塗る時には根気が必要です。作業を続けていると、作業の進捗が遅くて、むずむずしてきます。スムーズムズムズエイドと命名したい位です。で も苦労するかいはあります。また、スムースエイドは白濁液で、塗った場所と塗らない場所の差がわかりずらいのは、結構困り物です(^^;)。色がついてい たら分かりやすくていいと思うんだけどなぁ~(^^;)。
実は、HHK Lite2 にもスムースエイドを使ってみました。
初代HHK Lite2 の Ctrl キーには、効果はありませんでした。 初代Lite2のような、基本設計の悪いキーボードには、何をしてもだめだということでしょう。一定以上の品質を持ったキーボードに対して使うのが吉で す。 追記1 : Ctrl キーにスタビライザーが付いていないのは致命的です。
ガタは非常に大きくなりますが、キーの摺動部分の線状の突起部分を削ってしまい、スムースエイドを塗ってやると、な んとか使える状態になります。
追記2 : 最近の HHK Lite2は、この辺が改良されているとの噂があります。
Professional 無刻印版を 買ってしまいました(^^;)。
HHK は、押下時グニャグニャした感じだったのですが、これはかなりカチッとしていますし、Nキーロールオーバーもきちんと処理されています。しかし、がさつき 感は非常に大きいですし、押しはじめには信じられない位の抵抗を感じます。すぐに、HHKB Profesional2がでたのは、この辺の事情もあったからでしょう。Profesional2 で少しだけ改善されましたが、継続的に使う気には全くなれません。HHKB Professional2
Ctrlキーにスタビライザーが付いていないのも理解できません。なんでスタビライザーを付けないかなぁ~..怒。
製造元が同じの 東 プレ Realforce 89 には、Controlキーにスタビライザがついているようです。次にキーボードを買うときは、これかな。
スムースエイド処理と短ストローク(枕2mm)化をやってみました。HHK と同じつもりで分解するとエライ目(^^;)に会います。完全に分解しないと全ての摺動部分にスムースエイド処理を行うこと ができません。それに、最初から潤滑材が塗布されているので、布等で拭き取った後、これを洗い流してからスムースエイド処理をしなくてはなりません。
処理後がさつき感はなくなりましたが、押し始めに摩擦感があるのは直りませんでした。
分解すると、何でこんなに高価なのかが非常に良く分かります。
「元祖HHK+スムースエイド塗布済み」が一番ですね。
RMSがHHKを使っ ているところ
市販クーラーパッド(楽天)
これって、スタビライザーっていうの????? 本当の名称は?????