HDD を認識しない場合の処理に付いて

IBM社以外のHDD ならば、HDD に改造を必要とする場合があります。
TP380E がHDD を認識しない場合には、下図の4本のピンを折ってみてください。
普通の HDD は、この4本をオープンにするとマスタードライブの設定になりますが、
IBM の HDD だけは、ショートすることでマスタードライブになります。
IBM の IDE ケーブルは、この4本を内部でショートしているために
IBM 以外のドライブを接続する時には、このピンを取り去る必要があります。

 

HDD の換装方法

キーボードを外します。


 

キーボードには抜け止めが付いているので、スライドさせて
取り外します。

2つの固定金具を外します。

 
 

CD-ROM を付ける

IBM純正のケーブル「73H9935(CD/FDD Connector) 」を
IBMの部品センター(03-5445-0365)
から購入しました。\4000 程の費用がかかります。
これに、TEAC のCD- 316E という CD-ROM ドライブを付けました。
この CD-ROM は、IDEのスレーブとして増設します。
スレーブにするためのジャンパーは小窓の中に隠れています。
一度電源を入れて、トレイを開けることにより、この窓も開きます。
3つのジャンパーが有るので、すべてオープンにしてください(真中ショートでマスターmaster)。
高松賢司さんのページにこの CD-ROM の詳しい解説が有ります。

むりやり CD-ROM のコネクタを付ける

オリジナルのフレキケーブルにもIDEコネクタのパターンがあるので、そのパターンを覆っている
絶縁テープを剥がして、同様に半田付けしたところCD-ROM がちゃんと動きました
(写真では、左右4PINのコネクターが付いてますが、実際の動作確認は未実装の状態)。
フレキケーブルのIDEコネクタのパターンは強度が弱く、端子周りがすぐにこわれるので、
端子周りはホットメルト等でがっちりと固めるといいです。

 

Windows 2000 で、PCMCIA カードが認識されない

PCMCIA カードが正常を正常に認識せず、常に「PCMCIA MTD-0002」
と認識される。当然ながら使用することはできません。
内蔵バッテリー、ACアダプタ共に抜いて、完全に電源を OFF にして
立ち上げると正常に認識できるようです。

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旧TP画像館拾遺

TP380E のクロックアップなど